(公開日:2023.5.28)(更新日:2024.9.26)
古物商許可申請についてすごく簡単に説明すると…
『本格的に中古品を売買したい!』という時に「あなたは中古品を売買しても良いですよ」と、お役所から許可をもらうことです!そのままですね(笑)
※メルカリやネットオークション等で、家にある不用品を売るだけであれば必要はありません。
なぜ今回、古物商許可申請についてお話するかというと、
僕は実際に2023年2月17日(金)に古物商許可申請をしましたが…
古物商許可証を取得するために「○○警察所 古物商」とGoogle検索した時に、情報が少なすぎて困ったからです。
結局、どの書類が必要なの?
どこを、どこまで記入すればいいの?
書類に不備があったら怒られる?警察署で教えてくれるの?
どこの警察署でもいいの?二度手間になるのはイヤ…
身分証明書は免許証じゃない?…だと…?
実際に申請した人の手順や体験談が知りたい…知りたいよ…
これらの不安に取りつかれた僕が…一つひとつ詳しく説明していきたいと思います。
また、今回は個人許可申請をするかた向けの記事になっています。
誰でも分かる!古物商許可申請の解説【個人】
結局、どの書類が必要なの?
こちらの5点になります↓↓↓↓
①申請書(古物商古物市場主許可申請書)⇒3枚1セット
②誓約書 ⇒ (個人用・管理者用)それぞれ1枚ずつ
③略歴書 ⇒ 1枚
④住民票 ⇒ 1枚
⑤身分証明書 ⇒1枚
この記事からそのまま必要な申請書類をすべてが出せるようにしておきました、参照して下さい↓↓↓↓
また、住民票と身分証明書の詳しい説明もしています。そちらも併せて参照して下さい。
①申請書(古物商古物市場主許可申請書)
④住民票
本籍が記載されているもの、個人番号の記載のないもの
⇒支所、または市役所の受付でその旨を伝えれば大丈夫です。
⑤身分証明書
※身分証明書は、免許証やマイナンバーのことではありません!!!!
住民票と同じで、市役所や支所に行ってもらいに行かなければなりません…
しかも!!!!
身分証明書は、≪自身の本籍地の市の市役所・支所でなければならない≫
※平成12年4月1日以降に出生した者は不要
・登記事項証明書⇒個人許可申請の場合はいらない。
・プロバイダ等との契約書類の写し⇒自身のホームページから何かを売ったり、メルカリショップを使用している場合など。
※通常のメルカリでの売買の場合は必要なし。
自身の目でも必要な申請書類を確認したいかたは、
⇒警視庁の申請届出様式等一覧 こちらをダウンロードして下さい。
どこを、どこまで記入すればいいの?
書類に不備があったら怒られる?警察署で教えてくれるの?
こちらの2つの疑問をまとめてお答えします。
まず前提として、警察署で必要書類はすべてもらえます♪♪
(※もちろん住民票と身分証明書は警察署ではもらえません。)
僕は家で必要書類を印刷して分かるところだけを記入し、少しでも「?」と感じたところは記入しないで警察署に持っていきました。
警察署に着いて、僕が中途半端に記入したすべての書類を提出しました。5分ほど待って呼ばれました。書類の不備があった箇所すべてに職員さんが付箋を貼ってくれ、一つひとつ記入の仕方を教えてくれました。また、足りない書類もありましたが印刷して出してくれました。その場で記入しました。
警察署なんて行き慣れていないため、ビクビクして行きましたがかなり親切に対応してくれました。皆さん、ご安心下さい(^^♪
どこの警察署でもいいの?二度手間になるのはイヤ…
結論から言いますと、自分の住所の管轄の警察署に行かなければなりません!
事前に最寄りの警察署に電話し、
①自分の住所だと、どこの警察署が対応してくれるのか?
②古物商許可申請ができる生活安全課がどの時間帯でやっているか?
こちらの2点を確認してから申請に行って下さい。こちらは僕が警察署のかたに言われたことです。
古物商許可申請の担当の職員がいない時間帯もあるとのこと。午前・午後だけの勤務の場合もあるため、事前に警察署に電話するのが確実!
身分証明書は免許証じゃない?…だと…?
説明が重複していますが、大事なことですので2度言います!
※身分証明書は、免許証やマイナンバーのことではありません!!!!
住民票と同じで、市役所や支所に行ってもらいに行かなければなりません…
また、身分証明書は、
≪自身の本籍地の市の市役所・支所でなければならなりません≫
自分の本籍地の市役所・支所であれば、住民票とまとめてもらえますので二度手間にならなくて良いです♪
※平成12年4月1日以降に出生した者は不要(2023年2月20現在の情報)
実際に申請した人の手順や体験談が知りたい…知りたいよ…
僕の体験談
僕は最寄りの警察署をGoogleで「古物商許可申請 ○○警察署」と検索してもよく分からず、最寄りの警察署に確認せずに行きました。
そこで職員さんに言われたのは、「ひろとさんのお住いの住所だと、となりの○○警察署の管轄になります。」
さらに、「自身でとなりの○○警察署に電話して、生活安全課がどの時間帯でやっているか一応確認した方が確実だ」と言われました。
すぐに電話して、となりの○○警察署に行きました。
僕は完全に二度手間になりましたので、家の近くの警察署に電話してから行くことをおススメします(^_-)-☆
申請の手順・最短ルート
①自分の本籍地の市役所・または支所で、住民票・身分証明書を1枚ずつ受け取る。
②最寄りの警察署に電話し、「自分の住所の管轄の警察署はどこか?」「管轄の警察署の生活安全課がやっている時間帯を確認」
③実際に警察署に着いたら、入り口にすぐ案内板で、【生活安全課】を探す。
④生活安全課のドアを叩く、もしくはベルがあるので、それを押す。
⑤職員さんが「どうぞ!」と言ってくれるので入る。
⑥そこで事前に書いて持ってきた古物商許可申請書とその他もろもろの書類を渡す、もしくは資料をもらって記入する。
⑦記入が終わると、記入モレや間違っている箇所に付箋を付けてくれ、書き方を説明してくれる。
⑧すべての記入・訂正が終わったら受付で「1万9000円分の証紙(しょうし)をもらってきて下さい。」と言われる。
⑨受付に行くと、交通安全協会「○○県収入証紙」と書いてあるところに並び、『収入証紙(しょうし)を1万9000円分下さい。』と伝える。お金を払うとすぐに対応してくれる。
⑩収入証紙を持って再び、生活安全課に行って「収入証紙」を渡すとすぐに申請は終了。
⑪「申請等受付票(申請者用)」を渡され、「40日程度で申請が受理されて、ここの警察署から電話が来るから、そしたらまた来て!」と言われ、完全に申請は終了。
※電話が来たら、最後にもらった「申請等受付票(申請者用)」を絶対に忘れないように!
ちなみに警察署に着いてからの滞在時間はすべて合わせて15分~20分ほど。あっという間でした。
まとめ
①警察署で必要書類はすべてもらえます!不備があっても怒られませんよ♪
書類の不備があっても、箇所すべてに職員さんが付箋を貼ってくれ、一つひとつ記入の仕方を教えてくれます。恐れることなかれ♪
②事前に最寄りの警察署に電話し、こちらの2点を確認すべし!
・自分の住所だと、どこの警察署が対応してくれるのか?
・古物商許可申請ができる生活安全課がどの時間帯でやっているか?
※自分の住所の管轄の警察署に行くべし!
③大事なことですので3度言います!
※身分証明書は、免許証やマイナンバーのことではありません!!!!
住民票と同じで、市役所や支所に行ってもらいに行かなければなりません…
また、身分証明書は、
≪自身の本籍地の市の市役所・支所でなければならなりません≫
以上になります!
この記事が皆さんのお役に立てますよーに(^_-)-☆