(公開日:2020.10.28)(更新日:2024.9.26)
僕は現在36歳で現役の介護福祉士(14年目)、妻も現役介護福祉士、2児のパパです。
育休を取得したいと思っているけど、男性という理由だけで育休取得が困難だと思っているあなたへ。
共働き夫婦の増加や少子化問題、働き方改革などの観点から男性の育休取得率を上げることが急務ですが、現状はとてもそんな雰囲気ではありませんよね。
この記事では、男性の僕がどうして育休を取得できたのかについてお話していきます。
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男性は育休が取れない?
ユニセフの調査では、日本人の男性が育休を取れない理由として
「人がたりない」
「育休を取れる雰囲気ではない」
などの意見が多く挙げられています。
そのため女性の育休取得率が80%以上に対し、男性の育休取得率が10%以下になっています。
2019年の男性の育児休業取得率は7.48%(女性は83%)
それでも前の年よりわずかに増えています。
引用元:NHK WEB
しかしそんな中、男の僕は育休を取りました。
しかも圧倒的に人手不足で悩んでいる「介護業界」で!
ほんとにっ( ゚Д゚) !?
って思いますよね?
そこで、男性介護士で育休を取った僕が皆さんのこんな悩みを解決します(^^♪
・本当に男性でも育休を取れるの?
・男性なのにどうやって育休を取ったの?
・育休を取るまでの流れは?
それではみていきましょう!
男性の僕が育休を取れた理由は?
なぜ男性の僕が育休を取れたのか?
それは・・・
直属の上司に「取りたい」と言ったから…
えっ、それだけ!?
っておもいますよね(^^?
それが取れてしまったのです。
それでは詳しくみていきましょう!
男性の僕が育休を取るまでの流れ
男の僕が育休を取るまでの流れです。
⇨ そして、すぐに直属の上司に相談
⇨ こころよくOK
施設長に直接きく勇気がなく、本部の気ごころ知れた社員に相談
⇨ こころよくOK
直属の上司と本部の社員から、施設長へアプローチしてもらい
後日、僕自身も話しに行ったところ・・・
結果、
⇨ まさかのこころよく?OK
その後、とんとん拍子に話は進んで半年間の育休ライフを楽しみました!
僕が最初に確認したのは「組織として取れるかどうか!」
「育児休業,介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」第6条
事業主は,対象となる労働者から育児休業の申し出があったときには,
これを拒むことはできません。
引用元:広島県雇用労働情報サイト
法律的に会社が育休を拒むことが出来ないのは
事前に調べていたので知っていました。
あとは「組織として取っていいのか?」ということだけでした。
正直、拒否されたら辞めるか訴えるかしようと思っていました(笑)
⇩転職の記事もこちらにも書いてます。
そもそも男性の僕が育休を取りたいと思った理由
冒頭でも話した通り、僕は2児のパパです。
ですが、実は一人目が生まれた時、自分に子どもができた実感があまりありませんでした。
だからといって子どもが可愛くないということではありません。(むしろ当時とても可愛いと思っていました)
しかし育児への積極的な参加はありませんでした。
自分は外で働いているし、家庭のことは妻がやるのが当たり前と思っていたのです。
よって上の子は究極のママっ子に(笑)
これは男性に多いことかもしれませんね。
そのため育休を取ろうという考えにも至りませんでした。気がつくとある程度の年齢まで、あまり深く関わらないまま大きくなってしまいました。
そして二人目が生まれ、一人目の時の後悔が大きいこと、あっという間に大きくなってしまう我が子の成長を間近で見たい、関わりたいそして妻の負担を減らしたいという思いで育休を取ることを決意しました。
育休を取ってみた感想/男性で育休を取るか悩んでいるあなたへ
まず控えめに言って最高です!!!(笑)
二人目の余裕なのか、乳児期の赤ちゃんってこんなに可愛かったっけ??と産まれた瞬間からメロメロでした。
ミルク、睡眠、離乳食の食べる量など全ての成長過程を妻と逐一共有しているので育児が人任せではなく、僕も中心となって子育てしているという実感が持てています。
『育児は育自』と言いますが、本当にその通りで子が親にもたらす影響の大きさを今回の育休取得でより感じました。
子育ては簡単ではありません。
現在我が家では、夫婦揃って育休中ですがそれぞれ役割を分担しているからこそ、家庭が円滑にまわっています。
どちらか一方に任せきりにしていては、負担が大きすぎるということも今回の育休取得で身をもって経験し感じました。
また、職場から離れることにデメリットを感じる人も多くいるかと思いますが、会社というものは、自分一人いなくても倒産しません。なんとかなるのです。
残されたメンバーに迷惑をかけることになるかもしれませんが、まだまだ希少な男性の育休取得の初めの一歩を踏み出しあとに続ける環境を作ることも、その会社への一つの貢献になると僕は考えました。
僕自身も育休復帰後は、他のメンバーが育休を安心して取得できるよう尽力するつもりです。
しかも、今後は育休手当が給与の80%へ引き上げになることが検討されています。(現在は給与のは67%)
男性取得推進へ向け、休開始後6カ月まで休業前賃金の67%、
1歳(一定条件で最大2歳)まで50%を支給する「育休給付金」について、
政府が給付率を80%に引き上げる方向で検討していることが8日、分かった。引用元:SankeiBiz
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